4歳からフォニックス開始!「世界で活躍する子の英語力の育て方」を読んで、おうち英語の方針を改めて考えてみた。

娘が生まれる前から、漠然と「英語できる子に育てたいな」と考えていました。

理由は色々あります。

  • 可能性が広がる
  • 自分に自信がつく
  • 人生の選択肢が増える

そんな私自身は、学生時代、中高と公立出身で、高校生で英検2級を取ったくらいのレベル感でした。

特に英語で苦労することもなく大人になりました。

でも、正直言って、英語力は微妙としか言えず、やり直し英語でも、今のところ、TOEICで、780点を取得するのが限界です。

学生時代は私と同じレベルの英語力だった同級生が

  • 英語教師になったり
  • 外資系企業でバリバリ稼いでいたり

そんな姿を目の当たりにすると、自分ももっと英語をやっておけばよかったという気持ちがよぎります。

娘にはそんな思いをしてほしくない。

娘の可能性を最大限に広げてあげたい。

そんな思いで、0歳からおうち英語を始めました。

だからと言って、娘に英語を押し付けようとは思っていません。

まずは自分が楽しんでいる姿を見せることを第一に考えて4年間やってきました。

幸い、娘も英語が日常的にある生活に慣れてくれたので、今も続けられています。

今回、「世界で活躍する子の英語力の育て方」を読んで、今までの取り組みが間違っていなかったことがわかりました。

また、「世界で活躍する子の英語力の育て方」を読んだおかげで

あいまいだった、英語の取り組み方がはっきりし

これからの「おうち英語」方針が定まってきたので、記事として残しておくことにしました。

目次

おうち英語の目標

前提として、本人が希望しない限りは受験はさせないつもりです。

経済的にも、中高は公立に通ってほしいのが正直なところ。

それをふまえて、おうち英語のゴールを定めました。

  • 公立でトップクラスの英語力(高校卒業時点で英検準1~1級程度)
  • 中学卒業までにハリーポッターの洋書を読めるレベル
  • 「英語を」学ぶのではなく、「英語で」学ぶ意識を持たせる

ちなみに、私の英語力でハリーポッターを洋書で読んでも、一度で全ての意味を理解するのは難しいです。

なぜ、このような目標を立てたかというと

「世界で活躍する子の英語力の育て方」の中で、日本の英語教育は、文法やコミュニケーションを重要視しすぎているとの記載があったからです。

英語はコミュニケーションツールなので、英会話スクールに通って会話力を高めることが必要だと思われがちですが、実はそうではありません。

英語を言語としてとらえ、「英語で」学ぶには、英語の読解力が必須能力なのです。

英語で読む力の基盤があれば、幼いころから独学で英語を学んでいくことができます。

おうち英語のゴール

コミュニケーション力はどうするの?

などの疑問がでるかもしれませんが、これは、母国語である日本語で十分なコミュニケーション力を育むことができれば、英語でも可能だと考えています。

私と娘がめざすゴールは、英語がペラペラのバイリンガルではありません。

「英語で」学べる読解力を授けてあげることが、私と娘のおうち英語のゴールです。

バイリンガルにしてあげたかったのが本音です。

経済的にも、私の英語力的にも、バイリンガルはハードル高過ぎました。

だから、まずは、親である私が主体的に英語で学ぶ姿勢を持とうと考えています。

これまでの取り組み

娘が生まれてから半年くらいたったころ、英語の歌(マザーグース)をCDで流すことが日課になりました。

それが実は、「世界で活躍する子の英語力の育て方」で具体的な手法として示されている「フォネミック・アウェアネス」だということを本を読んで初めて知りました。

フォネミック・アウェアネスとは

英語圏の子どもや、非ネイティブの子どもにとって、英語の文字を学ぶ前に、英語力向上のための土台を築くのに効果的な取り組みのことを言います。

音を聞いてその音に対して、どういう種類の音があって、どんな発音の仕方をすればその音が出るのか、ということに気づくための、英語の耳を鍛える学習方法です。

0歳からできるフォネミック・アウェアネス

子どもができる前から、もし子どもが生まれたら、日本語の童謡やわらべうたをたくさん一緒に歌いたいなと思っていました。

日本語だけではなく、英語の歌も好きなので、ディズニーソングは英語で歌いたい派だし、学生時代はCarpentersの曲が大好きでよく聞いていました。

子どもにも歌や音楽に親しみをもってもらえたら、人生の楽しみをプレゼントできると思い、日本語英語問わず、歌や音楽を聴かせてあげようと心に決めていました。

英語の歌については、英語圏で有名なマザーグースの曲やクリスマキャロルを覚えようと、CDを買ったり、YouTubeで音源を探して歌っていましたね。

実はこのマザーグースの曲や季節の歌を聴かせることこそが、 フォネミック・アウェアネス の取り組みにつながっていたのです。

娘が0歳から4歳になった今も、ずっと聴いているCDやYouTubeチャンネルを紹介したいと思います。

CD:頭のいい子が育つ英語のうた

タイトルがちょっとハードル高いなと思いましたが、選曲が良いので購入しました。

CDが2枚付いていて、ハードカバーで丈夫なうた絵本です。

各ページに曲をイメージした絵が一面に描かれていて、赤ちゃん時代は見ているだけでも楽しめました。

歌詞が別冊で付いているのですが、2冊開きながら歌わないといけないというのが不便でした。

それでも選曲が良かったのと、クリスマスバージョンもあって、「頭のいい子が育つシリーズ」にハマってしまいました。

CD:クリスマスソング

このCDのおかげで、クリスマスシーズンが来るのがとても楽しみになりました!

町中で流れているクリスマスソングに合わせて娘が英語の歌を口ずさんでいる姿が見れるのは、このうた絵本のおかげだと思っています。

CD:くもん英語の歌カード(歌詞を見ながら、絵も見ながら歌える)

歌詞が別冊という不便さを解消してくれたのが、この英語のうたカードでした。上で紹介したCDには収録されていない曲も入っていてよかったです。

YouTube:Mother Goose Club

Mother Goose Clubは、その名の通りマザーグースのチャンネルで、歌に合わせて子どもが食いつきそうな要素が盛りだくさんの動画ばかりが配信されています。

初めてみた時は、ドギツイなというイメージでしたが、だんだんとキャラクターに愛着が湧いてきました。

このチャンネルで覚えたお気に入りの歌を娘と一緒に歌う時間がとても楽しいです。

わが家では動画はたまにしか見せず、ほぼ動画なしの音源だけで歌を覚えています。

YouTube:ディズニーソング

これは、私が聴きたいときに適当に流しているだけです。

私が歌うのを聴いて自然と娘も歌えるようになりました。

  • Let it go
  • A Dream Is A Wish Your Heart Makes  (Cinderella)
  • Bibbidi-Bobbidi-Boo
  • Beauty and the Beast
  • Once Upon A Dream(Sleeping Beauty)

これらの歌はほぼ完璧に歌えてます。

他の曲もたくさん歌いますが、やっぱり完璧に歌えるのは、ほぼプリンセスソングになりましたね。

1歳〜:英語の絵本の読み聞かせ

娘が歩けるようになると、外に出る機会が増え、近所の図書館へ行ってみることにしました。

近くの図書館でオックスフォードリーディングツリーの絵本を借りることができると知り、(私が)めちゃくちゃ喜んで通うことになりました。

イギリスの多読絵本で超有名なオックスフォードリーディングツリーに関しては、こちらの記事で紹介しています。

英語の絵本自体は、確か0歳の後半頃から買い集めるようになっていたと思います。

コストコ会員だった時期に、たまたまエリックカールの英語絵本が販売されているのを見て、これいいじゃんと思って衝動買いしたのがきっかけです。

そこから、コストコへ行く度に買い増していきました。

私自身、発音には全然自信がありませんでした。

しかし、娘に英語の絵本を読みきかせ、年月を重ねていくうちに、自分の発音もかなりよくなったのでは?と思うようになってきました。

基本的に英語絵本の読み聞かせはコストコで仕入れたものを使い、サブで図書館で借りたものを読んでいた感じです。

オックスフォードリーディングツリーが手に入ってからは、CDも使って一緒に読むようになりました。

3歳〜:英語のチャンツを一緒に覚える

娘が3歳を迎えてから、日本語英語ずかんの音声ペンに合わせて、たまーに英語の単語を口にすることが出てきました。

おうち英語を本気でやっている家庭の子に比べたら、娘は会話なんてほとんどできません。

でも、娘と一緒に英語の歌や絵本を楽しみながらゆる〜くやってきた私にとっては、英語の発話は、とても嬉しい成長でした。

娘が英語を発するようになったことで、歌以外でも英語を英語として聞き取れるんだということがわかりました。

ここで、英語独特のリズムや韻をふんだチャンツを一緒に覚えてみようと思ったのです。

チャンツもYouTubeで探せばたくさんあります。

自分が小学生の頃に聞きなれたチャンツ集のCDがあったので、これだけはどうしても娘と一緒にしたいというものがあったので紹介します。

マザーグース以外にも早口言葉的なものや、数え歌などが入っていて、リズミカルです。

案の定、娘もどハマりし、聴き始めて3日くらいでスラスラと一緒に言えるようになりました。

英語の音やリズムに慣れるのが、フォネミックアウェアネスの目的なため、意味はわかっていなくてもOKです。

これからの取り組み

今までのゆる〜い取り組みを通して言えるのは、娘の英語を聴く耳が育っているのは間違いないということです。

そろそろアルファベットを始めてみようかなと思っていたところ、衝撃のアプリと出会いました。

それが、トド英語です。

控えめに言って、最高のアプリですね。

アフィリエイトでもなんでもないですが、本当に親子でハマるアプリです。

英会話行かそうか迷ってる友達には全員宣伝したいレベル

これから

  • アルファベット
  • フォニックス
  • サイトワーズ

などに取り組んでいこうとしていますが、正直このトド英語だけで網羅できそうです。

トド英語夏休みイベント予告

定期的にイベントもあって、もうすぐ夏休みイベントが始まります。

私も最近始めたところなので、このイベント楽しみにしてます!

スタートするなら今がチャンスかもです!

アルファベット(フォニックス読み)

アルファベットの、ア、ブ、ク読みや、フォニックスの学習はトド英語を主軸に、1年〜2年ほどかけてゆっくり進めていくことに決めました。

「世界で活躍する子の英語力の育て方」にも、日本の英語教育ではフォニックスがすっぽり抜け落ちている。

幼少期はフォニックスを学ぶことで英語を読む力がぐんと上がる。

ということが書かれています。

私自身も、小学生の間にフォニックスを学んだおかげで、英語を嫌いにならずに済んだと思っています。

ただし、幼少期はできるだけ遊びの延長線上に英語があるようにしたいので、

  • トド英語
  • ジョリーフォニックスの無料プリント
  • アルファベットかるた
  • オックスフォードリーディングツリー

この3つを主な取り組みとして進めることにします。

フォニックス&サイトワーズ

フォニックスと同時進行で進めるべきなのが、サイトワーズを読めるようになることです。

この辺から、かなりお勉強感が強くなってきます。

今のところ、娘はお勉強を楽しい遊びうちの1つとしてとらえています。

私が夜勤じゃない日の夜は、毎日欠かさずお勉強タイムを取って、机に向かっています。

時間にすると、ほんの10分〜15分程度ですが、4歳になってからスタートし、3ヶ月続いているので、習慣化することができたと言えます。

娘も楽しい時間と思っているらしく、夜のルーティーンの中で必ず「ママ、お勉強は?」と聞いてくるようになりました。

ORT、Peppa Pig、National Geographic Kids多読

サイトワーズを覚えるのに重要な役割を果たすのが、絵本だと考えています。

多読絵本のオックスフォードリーディングツリー(通称ORT)は自力読みをするために購入しました。

しかし、娘がかなり気に入ってしまい、毎晩読み聞かせを求められるようになりました

これは嬉しい誤算です。

まだ自力で読むことができない娘ですが、徐々にアルファベットに興味を持ち始めて、「これはなんて読むの?」と聞かれることが増えました。

多読用絵本として、Peppa Pig とNational Geographic Kidsの本も購入しました。

セットで付けたマイヤペンは、私が読み聞かせできないときに、いい仕事をしてくれます。

4歳のレベル感

ここで、0歳から英語に触れている娘の英語レベル感を紹介しておきます。

  • Can you〜?Do you 〜?などの質問にYes かNoで答える
  • 日本語と同じくらい英語の絵本を読んで欲しがる
  • 親バカだけど、発音いい

ガチおうち英語バイリンガル教育勢ほど強くはないが、このまま公立学校進むなら十分勝ち抜けるレベルだと思います。

このレベルを維持したまま、さらにステップを進めて行くことが当面の目標です。

おうち英語の課題

フォニックスからスタートして、英語に触れる機会を増やして行くつもりです。

しかし、英語を話す機会がないことが最大の課題ではないかなと思っています。

「世界で活躍する子の英語力の育て方」には、読解力を育てれば、会話力はあとからついてくるということが書いてありました。

それを信じて、今のところは英会話などの習い事は考えていません。

英会話も本人が希望すれば、検討します。

今後のおうち英語

「読書で」「独学で」英語力を育てるのを補助するのが親の役割

ということを大前提に進めていきたいと思います。

その上で、親の行動についても、方針を決めました。

  • 親の英語力も高め続ける
  • 教えるのではなく、一緒に楽しむ
  • 遊びの中で学ばせる

今後しばらくは、トド英語とプリント学習、遊びメインで進めていきます。

多読は、ORTの読み聞かせから、声をだして自分で読めるように移行していければベスト。

意味がわからなくても、読みの流暢さを高めれば、「英語が読める」という成功体験を積める。

「世界で活躍する子の英語力の育て方」は、何度も何度も読み返している愛読書です。

年齢別の進め方も詳しく書いていて、おうち英語をやっている方は、一度読むと手放せなくなる必須アイテムなので、まだ持っていない方はぜひ手に入れましょう。

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この記事を書いた人

本業はママ歴4年の夜勤戦士!
元ダメ男を家事育児できる時短勤務パパに改造した経験あり。
ハンドメイド、WEBデザイン、TOEIC、おうち英語など、手当たり次第アレコレやっているので、いつか副業として確立させたいという野望を抱いている。
ブログは最近始めたばかり。

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